信州の旅

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　　　　　　　　　　　　　　　　　信州の旅　３　

信州の旅の締めくくりは、無事を感謝して参詣です。　　　　　　　　　　　　日本全国には数え切れないほどの寺院が存在しますが、　善光寺は不思議な寺です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浄土宗なのに、救いを求めてやってくる者、老若男女を問わず救うと言います。　　　　　　　　　　　　男性優位の封建時代にも、女子供の祈りを聞いてくださる唯一の本山であり、　　　　　　　　　　　　身分に関係なくお参りできたので、庶民信仰の寺とも言われ、　　　　　　　　　　　　千年以上にわたり人気を集めてきました。　　　　　　　　　　　　　古くから信州長野の一寺院ではなく、　　　　　　　　　　　　全国レベルの寺院であると言えます。　　　　　　　　　　　　　長野の街も千年以上にわたり、　　　　　　　　　　　　参拝客を迎え続けてきたのです。　　　　　　　　　　　　　来る日も来る日も人々の祈りを支え、　　　　　　　　　　　　祈りに込められたパワーを受け止めてきました。　　　　　　　　　　　　　それゆえ、この街の人々は、脇役としての心遣いを身にまとって暮らしています。　　　　　　　　　　　　「何事も目立たぬよう、控えめに･･･」という配慮が、　　　　　　　　　　　　長野人の気風と言われる大きな理由なのだそうです。　　　　　　　　　　　　　ご本尊の一光三尊阿弥陀如来像は、勅命で人目に触れることはありません。　　　　　　　　　　　　その分身である前立本尊が、７年に一度ご開帳されるのですが、　　　　　　　　　　　　私の場合、中々旅のタイミングが合わないのです(×_×) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　善光寺は長野駅から約３ｋｍの距離なので、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここは急がずゆっくりと散歩するのがgood！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　老舗が軒を連ねている参道は、あっという間に善光寺まで誘ってくれます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　信州は数の多さで北海道に次ぐ温泉天国です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここでは私のお気に入りを紹介しますね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五色温泉は、元々無色の源泉ですが、その日の天候によって、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乳白色、黄緑、緑、黒へと変化するのだそうです。　　私は緑を体験しました。　　　平家の落人が疲れを癒したであろう小赤沢温泉は、　　お湯の色がどこまでも赤く、　　入っているだけで身体に効くような気がします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　別所温泉は、平安時代からその存在を知られ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛されてきた温泉です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　効能は分かりませんが、湯に浸かっていると、　　千年の歴史を感じることができます。　　　私としては、ここが一番気に入った温泉なのです。　　車でないと、行くのには大変だと思いますが、　　一度は行く価値があると思います。　　温泉最高！！