北海道の旅

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　　　　　　　　　　　　　　　　　北海道の旅　道東　１

　　　　　　私は生まれも育ちも北海道は札幌です。
　　　　　　なので北海道はひと通り旅をして回りました。　
　　
　　　　　　初めての北海道の旅と言えるのは、
　　　　　　高校の時の夏休みに行った自転車旅行です。　　
　　
　　　　　　以来、時間を見つけては北海道を回って歩きました。
　　　　　　その中で、最も数多く出向いたのが道東です。　
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇　知床　最後の秘境　◇
　　

北海道は、手つかずの自然を体感できるのが最高の魅力です。
それを最も満喫できるのが、知床であると思います。
　　　　　　　　　　　
私のルートはその時の気分次第ということも多いのですが、
今回は夏季限定バージョンでしっかりご案内いたします(^.^)
　
オホーツク海と太平洋の接点にあたる知床半島は、
海岸線が断崖絶壁になっていて、多くの川が滝となって海に流れ込み、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その雄大さは見る者を圧倒する大迫力です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（クルージングは必須ですよ！）
　
　　　　　　　　　　　　　　知床は日本最後の秘境とも言われ、北海道に住んでいるほとんどの動物がここに生息。
　　　　　　　　　　　　　　天然記念物のオオワシや、その他の珍しい鳥も多く見ることができます。
　
　　　　　　　　　　　　　　また、寒冷な気候なので、低地でも高山植物が見られたり、
　　　　　　　　　　　　　　貴重な固有種も多く生息しています。
　　　　　　　　　　　　　　まさに大自然の息吹を肌で感じられるところなのです。
　
　　　　さてここからは、私のお勧めスポットをたどっていきます。

　
　　　　オシンコシンの滝は、斜里からウトロへ向かう国道沿いに現れます。
　　　　この滝の上には散策路が整備されましたので、頂上の展望台からは、
　　　　知床の山々とオホーツク海の大パノラマが楽しめます。
　
　　　　そこからほんの少し足を伸ばせば知床五湖。
　　　　静寂に響き渡る鳥のさえずりと風の音、自然の声に耳を澄まして、
　　　　約一時間の散歩をしてみたいですね。
　
　　　　さらに体力に自信のある方は、カムイワッカ湯の滝へ行ってみましょう。
　　　　汗はかきますが、野趣あふれる露天風呂で、
　　　　すっきりさっぱりの幸せ気分です！

　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　さぁ、次はオホーツク海から太平洋への知床峠越え。
　　　　　　　　　　　　　　　　　峠からは眼前に羅臼岳、遠くに国後島が望めます。
　

　　その後は熊の湯で大地の熱を体感し、熊越の滝では、
　　マイナスイオンのシャワーを浴びて羅臼の街です。
　
　　羅臼は「魚の城下町」と言うだけあって、
　　カレイ、ソイ、メバル、ホッケ、タラ、サケ、マス、イカ・・・etc
　　太公望にとっては目の前が宝の海です。
　
　　釣りに出なかったとしても、街なかの食堂では、
　　ウニ、カニ、イクラはもちろん、
　　その日に獲れた新鮮な魚貝が食べられます。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オマケにトドの刺身や、鹿肉の刺身まで食べられるのです！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聞けば、老若男女を問わず人気が高いとのこと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北海道の思い出に加えてみてはいかがですか？
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北海道には今でもたくさんの自然があります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも知床は大自然の中にあるのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そしてここには森羅万象が凝縮されていると感じさせられます。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この地を訪れる度に、人間はどこから来てどこへ行くのだろう…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　との思いに駆られるのは私だけではないはずです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次につづきます