アコースティックギター

アコースティックギターを楽しむ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　アコースティックギター

昨年、アコースティックギターを買ってみました。　　何ゆえ買ったのかと言いますと、　　学生時代の音楽サークルでＯＢ会のコンサートをやることになり、　　ブランクを顧みず出演するためでした。　　　どんなアコースティックギターを買ったのかというと、　　マーティンのＤ－２８というヤツです。　　ばれるとあとが大変なので、値段は言えません(^_^; 　　　初代に購入したアコースティックギターはオベーションで、　　今から１０年ほど前、これまたコンサートに出るためだったのですが、　　終わってからというもの全く弾かなくなり、その後　　友人に貸したまま友人のものになってしまいました（泣）　　　ですから今回のアコースティックギターは２代目となります。　　恋焦がれた憧れのマーティンＤ－２８なので、　　あの世にも持って行こうと考えています（笑）　　　　　だったら最初からそれにしろよ！というところなのですが、　　　　前回もマーティンにするかどうか迷いに迷ったのです。　　でも、残念ながらショップの在庫にどうしても納得いくものがなく、　　ブランドよりもサウンドを取ってオベーションにしたのです。　　　アコースティックギターを弾くようになったのは高校３年生の時。　　友人が学校祭で弾いているのを見て、触発されました。　　というと格好いいですが、単純に女の子にモテたかっただけです（笑）　　　でもアコースティックギターなど、高校生にとっては高嶺の花、　　とても手の出る代物ではありませんでしたので、　　その友人とは仲良くさせてもらいました（笑）　　　　　　　　　　　　　　訳も分からずサイモンとガーファンクルのレコードをかけて、　　　　　　　　　　　　　ジャカジャカとかき鳴らしては雄叫びを上げていました。　　　　　　　　　　　　　　それが本格的に弾くようになったのが、音楽サークルに入ってから。　　　　　　　　　　　　　先輩を見て、世の中には本当に上手な人がいるもんだと思いました。　　　　　　　　　　　　　でも具体的な目標があると人間はがんばれるものです。　　　　　　　　　　　　　練習さえすれば自分だって！と意気込みだけは人一倍でしたね。　　　　ところが、当時は明日の食料すらままならない極貧学生。　　アコースティックギターなど買えるわけなどありません。　　　ではどうやって練習したのかというと、ＯＢの方が、　　卒業時に置いていかれたアコースティックギターがあったのです。　　もう毎日早起きして、部室に行っては独占状態でしたね。　　　そしてメンバー３人、アコースティックギター２本の構成で、　　コピーバンドを結成。学校祭や地道なライブを細々とやっておりました。　　　　　　　　　　　　　　　　コピーしたのは、バッファロースプリングフィールドに始まり、　　　　　　　　　　　　　ＣＳＮ＆Ｙやアメリカ、ロギンス＆メッシーナにポコ、　　　　　　　　　　　　　ジェームス・テイラーにダン･フォーゲルバーグにイーグルスなど、　　　　　　　　　　　　　ウェストコースト系のアコースティックな曲のコピーばかりでした。　　　こう書くと何だかとても上手そうに思われるかもしれませんが、　　下手の横好きというやつで大したはことはなかったです（笑）　　　そうこうして２年生も半ばになったころ、なぜか別のバンドからのお誘い。　　エレキギターを貸すからやらないかというオファーでした。　　　　ドゥービーブラザースやイーグルスなどのコピーバンドでしたが、　　こちらは完全なロックバンドで、気が向くとブルースなどもやっていました。　　　　　　　　　　　　　　　そこで最初は両方掛け持ちでやっていたのですが、曲の傾向が似ていても、　　　　　　　　　　　　　　アコースティックギターとエレキギターは違いますし、　　　　　　　　　　　　　　おまけにツインリードでやるということで、いきなりリードの練習です。　　　そのころになるとギター預金が貯まっていたので、　　そろそろマイギターをと思っていたのですが、いろいろ迷った挙句、　　結局、ロックバンドの道を選択して、　　フェンダーのストラトキャスターというエレキを買ったのです。　　　ところがこのころには、あちこち旅をするようにもなっていましたし、　　果ては、その旅も海の外に行ってしまってはいかんともし難く、　　１年ほどのライブ活動をしてバンドは解散してしまいました。　　　　　　　　　　　　　　　　結果、手元に残ったのはストラトキャスター１本。　　　　　　　　　　　　　　買ったときの半値以下で後輩に売ってしまいました。　　　その後、新たに別の友人とアコースティックギターバンドを結成し、　　またまたウェストコースト系の曲や、その時はほんの少しだけ、　　技術もアップしていましたので、インストゥルメンタルなどもやっていました。　　　　そのときも幸いその友人がアコースティックギターを２本持っていたので、　　練習に不自由することはありませんでしたが、それに甘えてしまい、　　学生時代には自分のアコースティックギターを持つことはありませんでした。　　　そこで話が戻り、アコースティックギターを買ってみたのです。　　しかも今回は納得のマーティンＤ－２８！それに見合う技術は？？？ですが、　　次のコンサートに向けて練習する今日この頃なのです。　　　ところでアコースティックギター２本で、ウェストコーストの曲を演ってみたい方はいませんか？