金沢の旅

金沢を旅する

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　　　　　　　　　　　　　　　　　金沢の旅　２

さて、金沢に旅をしに来たのなら、堪能したいのが加賀料理です。　　　　　山、平野、川、海などの自然に囲まれた金沢の環境が、滋味豊かな食材を生み、　　　　　古き良きものを大切にする風習が、伝統の料理を今に伝えます。　　　　　　　　　　　加賀料理の代表と言えば「治部煮（じぶに）」です。　　　　　　　　　　鴨肉、すだれ麩、椎茸、青菜を取り合わせ、　　　　　　　　　　とろみのある肉の煮汁をたっぷりかけ、　　　　　　　　　　薬味にわさびをあしらいます。　　　　　　　　　　濃厚な肉汁の旨味にわさびがピリっと効いた妙味です。　　　　　　　　　　　　　　　また金沢には「加賀野菜」という独特な食材が１５品目あります。　　　　　　　　　　　　　　その中でも、私のお気に入りは「加賀レンコン」です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　通常のレンコンよりもでんぷん質が多く粘りが強いため、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その特徴を活用した料理がたくさんあるのですが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　「レンコン団子汁」が簡単にできて、とても美味しいですね。　　　作り方は皮を剥いた加賀レンコンをすりおろし、　　塩少々を加え鍋に入れて火にかけ、とろみが付くまで練り上げ、　　少し冷ましてひと口サイズの団子にし、　　出し汁の中に入れて味噌を溶いて、一丁あがりです！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　驚くほどモチモチしていて、後からちょっとサクサクする、　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな食感が嬉しい、楽しい一品です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もうひとつ、金沢と言えば、海の幸を忘れる訳にはいきません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　特に冬場の鱈（タラ）は身が雪のように白く引き締まり、淡白な味が絶品で、　　　　　　　　　　　　　　　　　　鱈に鱈の子をまぶした「鱈の子付け」という、　　　　　　　　　　　　　　　　　　金沢ならではの冬の刺身料理があるのです。　　　　　　　　　　　　　　　　鱈の身に薄塩をして締め、鱈の子を酒、　　　　　　　　　　　　　　しょうが汁を入れたお湯でゆで、　　　　　　　　　　　　　　鱈の身にまぶしてできあがり！　　　　　　　　　　　　　　初めていただいたときは大感動でした。
金沢で食べたズワイ蟹と甘エビは今でも取り寄せています！